ゴルフ用のレーザー距離計で、超小型・超軽量のモデルをまとめました。
「小さい」「軽い」は、一見メリットだけに思えますが、実はデメリットもあります。
そこで本記事では、小型・軽量のメリット・デメリットを解説した上で、小型・軽量のレーザー距離計をランキングで紹介します。
レーザー距離計の小型・軽量のメリット・デメリット
出典:rusa.jp
最近のレーザー距離計は、驚くほど小型化・軽量化が進んでいます。
市場でも小型・軽量タイプがとても人気がありますが、メリットとデメリットがありますので、購入する前にしっかり踏まえておきましょう。
小型・軽量のメリット
メリット① 持ち運びが楽!
出典:caddytalk.jp
ゴルフのラウンドの際は、ボール、マーカー、フォーク、タオル、傘など、必要な周辺アイテムが意外と多いスポーツです。
ただでさえ14本のクラブが入ったキャディバッグを抱えていますので、その他の持ち物はできるだけ抑えると、18ホールのラウンドが楽になります。
特に荷物が多い、嵩張る方は、コンパクトで軽いレーザー距離計を選ぶと、持ち運び・収納のストレスが和らぎます。
メリット② 身に着けたままプレーできる
レーザー距離計の持ち運び方法は、主に以下の3つに分かれます。
- ウェアのポケット
- ベルトに通せる専用収納ケース
- キャディバッグ(または、カートフレームなどに磁石で装着)
この中で、ウェアのポケット、ベルト通しの収納ケースについては、入れたままプレーされる方にとって「大きい」「重い」はスイングの邪魔になります。
小型・軽量であればあるほどレーザー距離計の存在が気にならなくなりますし、有る状態にも早く慣れることができます。
メリット③ デザインが豊富
メーカーが小型・軽量にする理由の1つとして、持ち運びの容易さ以外に、女性をターゲットにしていることが挙げられます。
その結果、フォルムが工夫されていたり、カラーリングも色使いやバリエーションが多いなど、意外にもデザインが豊富です。
例えばこちらはVOICE CADDIEから発売されているLaser FITですが、パステル系の二色使いです。
形状も含めてデザイン性に優れている上に、3点間距離の計測機能も搭載していて、機能を重視する男性ゴルファーにも人気があります。
小型・軽量のデメリット
デメリット① 構えにくい・ボタンを押しにくい
出典:finevu.com
超小型のものは、クレジットカードと同じぐらいのサイズまでコンパクトになっています。
幅についても、厚いものは4cm以上ありますが、薄いものは遂に2cm台が実現されています。
ここまでダウンサイジング進むと、手が大きい男性にとっては小さ過ぎるという意見が実は少なくありません。
小さい! 確かにポケットに入れてプレーできる。ただし、小さすぎて手ぶれはひどい。もう少し重量があればいいのに。
引用:楽天
小さ過ぎると、測定の際に指先でつまむような形で構えることになり、手が大きいと本体側面が掌から大きく離れてしまいます。
その結果、構えた時・測定ボタンを押す時にぐらつきやすく、手ブレが生じる要因となります。
▼縦幅がしっかりあるタイプ
出典:danact.com
逆に、縦幅がしっかりあるタイプですと、がっちりとホールドしやすく、ボタンも押しやすいため、ブレにくいというメリットがあります。
ピンサーチなどで苦戦されている方、構えた時にある程度の大きさや重さがある方がしっくりくる方は、安定性(大きい・重い)と携帯性(小さい・軽い)のどちらを優先するか検討しておくことが重要です。
デメリット② 電池・マグネットと相性が悪い
レーザー距離計は、小型・軽量であることと機能・性能の良し悪しは、ほぼ関連がありません。
ただ、物理的なサイズと重さを要する機能については、搭載されていないか、または、性能が低い傾向にあります。
その代表的な機能が以下の二つです。
- 電源が電池式
- マグネット機能
電池式については、レーザー距離計は主にCR2という電池が用いられ、電池を格納するスペースが必要となります。
そのため、小型化を目指したレーザー距離計では、電池式はサイズが大きくなってしまいますので、まず採用されていません。
ただ、基本的に充電式の方が人気がありますので、電池式が良いという一部のゴルファーに限定されるデメリットです。
マグネット機能については、本体側面に磁石が埋め込まれていて、カートフレームなどに付けておくことができます。
No.1ブランドのブッシュネルで主に採用されている機能ですが、当然ながら磁石の分だけ重さとサイズが嵩張ります。
小型・軽量タイプで磁石があるものは非常に希で、搭載していても磁石が非力なため、カートフレームが細いとくっ付かないことがあります。
超小型・超軽量のゴルフ レーザー距離計 ランキング
サイズの大小(小型)については、製品の実際の体積は公開されていないため、縦・横・幅を乗じた数値で比較しています。
そして、サイズが同じ場合、重さで(軽量)で比較しています。
第1位 CaddyTalk minion
サイズ | 92×45×29mm |
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重量 | 97g |
最長測定距離 | 765y |
ディスプレイ | 黒 |
高さが45mmで、クレジットカードよりも大幅に短く、厚さも30mm以下の超コンパクト設計です。
最長測定距離が765ヤードとやや短いため、ドライバー飛距離250ヤードまでの方向けです。
第2位 FineCaddie J7
サイズ | 87x53x28.6mm |
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重量 | 103g |
最長測定距離 | 874y |
ディスプレイ | 黒 |
コンパクトと評されていたJ5の後継モデルで、更に小型化・軽量化されています。
3点間距離の計測機能を引き続き搭載していて、カートからボールとピンまでの距離を測ることができ、機能的にも優れています。
FineCaddie特有のレザーを用いたデザインも、高級感があり人気の理由となっています。
第3位 ShotNavi レーザー スナイパー nano GR
サイズ | 89x50x31.5mm |
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重量 | 110g |
最長測定距離 | 1,093y |
ディスプレイ | 赤・緑(OLED) |
最長測定距離は1,000ヤード超、測定スピードは0.2秒、そして、ディスプレイには赤・緑の2カラーOLEDを採用しています。
超小型はカラー表示が少ないため、見やすさを重視される方には貴重なモデルです。
なお、お値段は4万円超えとやや高めです。
第4位 BOOMEE MINI+ PRO
サイズ | 92.6x47x34mm |
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重量 | 118g |
最長測定距離 | 1,094y |
ディスプレイ | 赤・緑(OLED) |
CaddyTalk minionと似ていて、縦の長さを抑えたユニークな形状をしています。
最長測定距離は1,000ヤード超、測定スピードは0.06秒と業界最速レベルです。
測定スピードの速さは、手ブレ防止の効果がありますので、手ブレに悩まされている方にもオススメです。
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※カッコ内は割引・ポイントを考慮した実質価格
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第5位 ShotNavi レーザー スナイパー RAYS GR
サイズ | 92x56x31.5mm |
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重量 | 116g |
最長測定距離 | 1,640y |
ディスプレイ | 赤・緑(OLED) |
最長測定距離は1,640ヤードでNo.1ブランドのブッシュネルを大幅に凌ぎ、ディスプレイには赤・緑の2カラーOLEDを採用しています。
300ヤードを優に超える飛ばし屋の方でも十分なスペックで、ディスプレイの見やすさも備わっていて、超小型・超軽量の中でハイエンドモデルです。
まとめ
ゴルフ用のレーザー距離計について、超小型・超軽量のメリット・デメリットを解説し、超小型・超軽量タイプをランキングで紹介しました。
小さくて軽いと、基本的にはポータビリティが優れていますが、手ブレが生じやすいという性質を持っています。
どちらを優先されるかで、サイズ感・重量感を決めると良いでしょう。
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