FineCaddieのレーザー距離計、FineCaddie J7について、5つの項目で製品を評価しました。
詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。
なお、メーカーは「FineCaddie J7 mini」と「FineCaddie J7」の両方の名前を使っていますが、どちらも同じものです。
注目 J9とJ7の違いは下記記事をご覧ください。

注目 J7・J5 REDの違いは下記記事をご覧ください。

FineCaddie J7 の評価内訳
FineCaddieのレーザー距離計、FineCaddie J7について、測定機能、表示機能、便利機能、外観、コスパの5つの項目別に評価しました(5点満点で普通は3点)。
測定機能:4.0点
最長測定距離 | 874ヤード |
---|---|
最短測定距離 | 3ヤード |
測定精度 | ±1.0メートル |
測定スピード | 0.04秒 |
<測定距離>
最長測定距離は874ヤードです。
当サイトでは800ヤード以上のスペックを推奨していますので十分なスペックです。なお、300ヤードを超えてくる飛ばし屋の方は、1,000ヤードクラスにすると、より快適に使用することができます。
「300ヤード測れれば十分でしょう。」
という意見も聞かれますが、これは大きな間違いです。ピンサーチ測定では性能が1/3ぐらいに下がると言われていますので、標準的なゴルファーの方には800ヤード以上のスペックを推奨しています。
最短測定距離も3ヤード(3メートル)と短いため、短めのアプローチから長めのパットぐらいまでの短い距離測定にも使えます。
<測定スピード>
測定スピードについては、0.04秒と超高速です。
J5は0.1台でしたので更に速くなっていますが、この違いを人が感じ取るのは難しいかもしれません。
ただ、測定スピードが速い程、手ブレは抑えられますので、測定のしやすさはUPします。
- 計測スピードは、早いです。これだけ早いと、手振れ補正云々は必要ないかも?ファインダー内で手振れが確認できる状態でも、ターゲットを捉えるのが早く、計測が終わっています。
- 2年ほど使った他社の(当時)最小最軽量モデルからの買い替えです。
それよりもさらに小さくてしかも速い!手ブレが~とか感じる前にもう計測できちゃう。
表示機能:3.0点
ディスプレイ表示 | 黒(LCD) |
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輝度調整 | - |
望遠倍率 | 6倍 |
透過率 | -(メーカー説明では一般の2倍) |
出典:finevu.com
ディスプレイの表示色は、黒1色です。
標準的な仕様ですが、最近は低価格モデルでもカラー表示を採用したものが増えていますので、黒色で見にくさを感じられる方は、カラー対応のものをオススメします。
透過率については、スペックこそ公開されていませんが、メーカーによると「2倍以上向上した透過率!」と説明されています。
透過率は光の通る量を表していますので、優れているほど明るく見えますので、ディスプレイ全体の暗さが気になる方は、高透過率のものを選ぶと見やすさが改善されます。

便利機能:4.0点
ピンサーチ | 〇 |
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高低差機能 | 〇 |
高低差ON・OFF | 〇 |
高低差ON・OFFの外部通知 | 〇 |
3点間距離 | 〇 |
振動通知 | 〇 |
手ブレ補正 | - |
自動電源OFF | 〇(10秒) |
その他 | - |
測定機能に関しては、ピンサーチ、高低差(スロープ)機能、振動通知など、便利機能は一通り搭載されています。
さらに、最近じわじわと採用が増えている3点間距離の計測機能も搭載されています。
出典:finevu.com
この機能は、数年後には多くのレーザー距離計に標準装備されだろうと思うぐらい便利です。
通常のレーザー距離計は、現在地からの距離を測定しますが、3点間距離は、異なる2点間の距離を計測することができます。
具体的な活用シーンとしては、カート位置にいながらにしてボールとピンまでの距離を計測することができてしまいますので、クラブ(番手)選ぶがより正確になります。
また、ドッグレッグや起伏の場合、ボールとターゲットが見える地点から使うことで、今まで測れなかった場面にも対応できてしまいます。
- セルフプレーでしかプレーしないので、カートから距離が測れるのは、とても便利です。
- 3点間計測ですが、これは結構便利です。計測器を持っていない同行者への距離測定に評判が良かったです。
外観:5.0点
出典:finevu.com
FineCaddieは、全モデル共通して本体表面にレザーが採用されています。
プラスチックボディーが多い中、デザインにも拘っていて、ギアやウェアとのコーディネートを大事にされる方、所有感を大事にされる方にオススメです。
カラーバリエーションもモダンホワイトとピークブラックの2種類ある点も好評価ポイントです。
モデル | J7 | J5 |
---|---|---|
サイズ | 87×53×28.6mm | 92.7×62.2×34.29mm |
重量 | 103g | 140g |
クレジットカード同等レベルの小ささが実現されていて、重量も103gと業界最軽量水準です。
出典:finevu.com
さらに、凹凸を抑えた形状が採用されていますので、ウェアのポケットなどへの出し入れもスムーズに行えます。
とにかく小さくて軽いため、ポケットに入れたままプレーしたい方に、とても適しています。
- 軽いし、小さいから扱いやすい。これなら地面に置くことも無く磁石も入りません。
- 技術革新ですね。とにかく小さいところ、軽いところに驚きました。ポケットに入れてプレイできるレベルだと思います。
- びっくりするほど、小さいです。(ゴルフボール2個くらい)そして軽い。ズボンのポケットに入れても邪魔んならないです。ケースもベルト通しできるのできます。両方試しましたが、ポケット入れの方が使い勝手がよいので私はポケットに入れて使うことにしました。
コスパ:4.0点
このモデルの特徴は、3点間距離、超小型・超軽量、高級感のあるデザイン、測定スピードの4つです。
3点間距離が採用されているモデルが増えつつあるとは言え、レザーデザインが採用されていて高級感がありつつ、値段は2万円ぐらいとなっていて、コスパは優れています。
特に多くのレーザー距離計はプラスチックボディーを採用していますので、質感が気になる方にとっては、所有感を満たしてくれると思います。
FineCaddie J7 の総合評価
総合評価
総合評価 | ★★★★☆ 4.8 |
---|---|
測定機能 | ★★★★☆ 4.0 |
表示機能 | ★★★☆☆ 3.0 |
便利機能 | ★★★★☆ 4.0 |
外観 | ★★★★★ 5.0 |
コスパ | ★★★★☆ 4.0 |
どんな方にオススメか?
FineCaddie J7はどんな方に適するかを、以下に列挙しました。ご自分に該当する内容があるかチェックしてみてください。
- 2万円ぐらいで探されている方
- 3点間距離の計測モードを使ってみたい方
- 超小型・超軽量でポケットに入れたままプレーしたい方
- 超高速測定で手ブレを軽減したい方
- レザーを用いた高級デザインに惹かれる方
最安値の調査結果
- 楽天:21,990円(18,990円)
- Amazon:21,900円(18,990円)
※カッコ内は割引・ポイントを考慮した実質価格
取扱説明書
取扱説明書は下記リンクにて公開されています(外部サイト)。
注目 J9とJ7の違いは下記記事をご覧ください。

注目 J7・J5 REDの違いは下記記事をご覧ください。
