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完全防水で水没に対応したゴルフ レーザー距離計まとめ【2024年】

レーザー距離計の選び方

ゴルフ用のレーザー距離計で、完全防水に対応したモデルをまとめました。

商品説明を見ると、「生活防水」「完全防水」といった表記を見かけますが、これには明確な定義があるわけではなく、実際の防水レベルは個々に確認する必要があります。

そこで本記事では、「完全防水」なる表現が意味する防水レベルについて解説した上で、水没にも耐えうる防水レベルを有しているレーザー距離計のみを紹介します。

実は曖昧!完全防水、生活防水という表現

防水対応している製品は、その対応レベルをIPコードと呼ばれる防水等級にて表されます。

しかし、この防水等級が0~8までの9段階のコード値で表されるためか、IPコード以外に「完全防水」「生活防水」といった言葉を記載しているものが数多くあります。

この「完全防水」「生活防水」という言葉には、公式・統一的な定義はなく、メーカー各社が独自の解釈で使用しているのが実状です。

そのため、実際の製品がどの程度の防水レベルを満たしているかは、例え「完全防水」と書かれていても、製品毎に確認する必要があります。

完全防水、生活防水の実際の防水レベル

出典:AliExpress

「完全防水」や「生活防水」が、実際にはどの程度の防水レベルを満たしているかですが、正式・共通の定義が無いため、きっちり説明すること自体が不可能です。

ただ、実態としてはほぼ同じような意味合いでメーカー各社は使用していますので、大凡以下のような定義となります。

  • 生活防水:IPX3~4(or5)
  • 完全防水:IPX5(or6) ~8

生活防水の防水レベル

IPX3~4というのは、ざっくりと言えば「水滴」に耐えうるレベルです。IPX3は上から60°までという方向の指定があるのに対して、IPX4は全方位に対応しているため、一等級高くなっています。

実際の防水場面として挙げられるのは、雨です。ゴルフのレーザー距離計は屋外で使用しますし、ゴルフは雨天でも行われますので、雨にも耐えうる防水レベルはとても実用的です。

しかし、全方位に対応しているのはIPX4からとなりますので、降雨に耐えうるものを求める場合は、生活対応と書かれていてもIPX4以上であるものを選んでください。

完全防水の防水レベル

完全防水は、IPX5~8と幅が広く、実際の防水レベルにも大きな差がありますので注意が必要です。

IPX5~6は、水の直接噴流に対応しています。IPX3~4が水滴だったのと比べると、直接かけた水ということになりますので、ぐっと防水レベルは上がっています。実際の生活場面で言えば、豪雨やシャワーなどが挙げられます。

IPX7~8は、水没に対応しています。ただし、IPX7は1メートル以内で30分間という条件がありますので、水中でバリバリ使うというより、お風呂やバケツの中などに誤って落としても直ぐに拾えば大丈夫というのが、実際に防水効果を発揮してくれる場面だと思います。

筆者の感覚としては、「完全」というと「水の中に入れてもOK」だとイメージしますので、IPX7以上を「完全防水」として欲しいというのが個人的な考えです。

▼防水レベルのさらに詳しい説明は、下記記事にまとめてありますのでリンクを載せておきます。

ゴルフレーザー距離計に必要な防水レベルを完全解説!「生活防水」「完全防水」とは?必要な防水等級(IPコード)は?
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完全防水でIPX7以上の水没に対応したレーザー距離計

「完全防水」といっても、IPX5・IPX6の噴水対応と、IPX7・IPX8の水没対応があることを解説しました。

噴水と水没には大きな開きがあり、屋外での使用を考えると軽い水没は絶対にないとは言い切れません。

そこで、ここからは水没にも対応したゴルフ用 レーザー距離計を紹介します。当記事執筆時点では、IPX7は2機種、IPX8は0機種です。

ブッシュネル ピンシーカー プロX3ジョルト

ピンシーカー プロX3 ジョルトは、ブッシュネルの最上位機種で、フラッグシップモデルに位置づけられています。

機能・性能ともに充実していますので欠点がなく、PGAツアーからの支持がNo.1というブランド力も含めて、最も満足度の高いレーザー距離計といって良いでしょう。

出典:bushnellgolf.jp

特に、赤色表示にも対応していて、側面のボタンを押すことで黒色表示にも切り替えられる点は、見やすさを重視する方にも非常にオススメです。

ブッシュネル ピンシーカー プロX3 ジョルトを評価・解説|口コミ・使い方|最安値・取扱説明書
ブッシュネルのピンシーカー プロX3 ジョルトについて、5つの項目で製品を評価しました。 詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかどうかが分かる内容となっています。 ピンシ...

ガーミン Approach Z82

Garminはスマートウォッチでご存知の方も多いと思います。

ゴルファーとしては、腕時計型のGPSゴルフナビのイメージがあると思いますが、レーザー距離計も手掛けています。

出典:garmin.co.jp/

ゴルフの距離計測器は、”レーザー距離計 vs GPSゴルフウォッチ”という議論がありますが、ガーミン Approach Z82は、レーザー距離計にGPSを搭載していますので、どちらのニーズも満たしています。

特に、レーザー距離計の最大の弱点である見えない(測定出来ない)ところの距離がGPSで補われますので、距離計測器としては”最強”と言って良いでしょう。

水没に対応したレーザー距離計として紹介しましたが、GPS搭載が生み出す抜群の情報量という威力の方が上回ってしまう製品です。

レーザー距離計の範疇を超えていますので、お値段も想像を超えているかもしれません。定価は税込み92,800円となっていまして、市場価格になると楽天やAmazonで約7万円で取引されています。

定価よりも2万円ほど安く購入できますが、それでもレーザー距離計としては超高級品です。

まとめ

ゴルフ用のレーザー距離計について、生活防水と完全防水の違い、そして、完全防水の中でも水没にまで対応したIPX7以上のモデルを取り上げました。

水没までの防水レベルとなると、対応したモデルは極僅かとなりますので非常に希少です。

その分、値段も張りますので、水没ではなく降雨にさえ対応していれば良いという方は、IPX4以上のもので探してみてください。ちなみに、IPX4以上に対応したゴルフレーザー距離計は、ここでは全てを紹介できないくらい沢山あります。

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ゴルフレーザー距離計に必要な防水レベルを完全解説!「生活防水」「完全防水」とは?必要な防水等級(IPコード)は?
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