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「3点間距離の計測機能」の使い方を、具体的なケースで解説

レーザー距離計の選び方

ゴルフ用のレーザー距離計で注目されている「3点間距離の計測機能」について、ゴルフ場での使い方を、具体的なケースを挙げて解説します。

そもそも「3点間距離の計測機能」って何!?

「3点間距離の計測機能」を知らない方のために、まずはどのような機能かを図を用いて解説します。

良くご存知の方は、本章を読み飛ばして次の章からお読みください。

▼従来のレーザー距離計

従来のレーザー距離計は、いわば2点間の距離の計測機能です。

現在地から見える任意の地点までの距離を計測することができます。

▼3点間距離の計測機能

これに対して、「3点間距離の計測機能」では、現在地から離れた異なる2点間の距離を計測することができます。

重要な違いは、現在地からの距離ではない点です。

遠くにある2地点の距離を測れるところが、これまでに無い新しい測定方法です。

次の章では、ゴルフ場での便利な使い方について、具体的なケースを挙げて解説します。

ケース1:カートからボールとピンの距離を測定

出典:eenour.jp

最もよく使われるのが、カート位置からボールとピンを測定する方法です。

通常のレーザー距離計ですと、適当にクラブを2~3本選んでから、ボール位置まで行き、そこで始めて距離測定を行います。

目測が大きく外れていて、クラブを変えにカートに戻るのは、よくある光景です。

しかし、3点間距離の計測機能」があれば、カートにいながらボールとピンの距離を知ることができますので、そもそものクラブ選びを間違うことがありません。

雨の日は、カートの屋根の下で濡れずに測定できてしまったり、同伴者がボールのそばにいて近寄れない場合にも、離れた位置から先に測定を済ませて時短になるといったメリットもあります。

ケース2:同伴者の残距離や飛距離を測定

出典:eenour.jp

2つ目は、自分ではなく他人に使うケースです。

離れた位置にいる同伴者の残距離や、ショットの後の飛距離を測ってあげることができます。

特に、ご夫婦で2サムされていて、レーザー距離計が1台しかない場合には、「3点間距離の計測機能」が大活躍してくれます。

また、大会を観戦している時に、実際のプロのショット地点からの距離を測るといった使い方もできます。

ケース3:ブラインドショットの距離を測定

出典:eenour.jp

3つ目は、ターゲットが見えない場合の距離測定です。

起伏、障害物、ドッグレッグなどのブラインドショットで、少し避ければボールとピンの両方が見えるポイントがあれば、「3点間距離の計測機能」を使って測定することができます。

具体的にはグリーンが見えない位置にあるフェアウェイバンカー、目の前に数本だけ木がある場面などが挙げられます。

まとめ

「3点間距離の計測機能」の使い方について、ゴルフ場での具体例を挙げて解説しました。

これまでのレーザー距離計では測れなかったところが測れますので、この機能があるとないでは、活用機会が大きく変わります。

「3点間距離の計測機能」を搭載したレーザー距離計は急速に増えていますので、これから購入される方は、「3点間距離の計測機能」が搭載されたものを選ばれることをオススメします。

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