サイト内に広告を掲載していることがあります

SILLAID VM1を評価・解説|口コミ・使い方|最安値・取扱説明書

EENOUR

EENOURのレーザー距離計、SILLAID VM1について、5つの項目で製品を評価しました。

詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。

▼SILLAID VM1とVM2の違いは下記記事をご覧ください。

SILLAID VM1とVM2の違いを比較・解説!決め手はカラー表示と価格差
EENOURから2025年に発売のSILLAIDシリーズのVM1とVM2について、価格・表示・測定・外観の違いを詳しく解説します。 SILLAID VM1/VM2 楽天市場 Amazon SILLAID VM1とVM2 出典・参考:eeno...

SILLAID VM1 の評価内訳

EENOURのレーザー距離計、SILLAID VM1について、測定機能、表示機能、便利機能、外観、コスパの5つの項目別に評価しました(5点満点で普通は3点)。

測定機能:5.0点

最長測定距離 1,093ヤード
最短測定距離 3ヤード
測定精度 ±1.0ヤード
測定スピード 0.04秒

測定距離

最長測定距離は1,093ヤードです。

「300ヤードぐらいで十分では?」

といった意見も良く聞かれますが、実際のゴルフで使うには測定距離以上のスペックが必要となります。

そもそもスペックに余裕がある方が測りやすいですが、ゴルフではさらにピンサーチという特殊な測定モードがあるため、余裕のあるスペックが求められます。

ピンサーチ測定では、前方にある小さな旗を優先的に捉えることから、通常の測定と比べると距離性能が1/3ぐらいに低下すると言われています。

200ヤード先のピンの場合、600ヤードのスペックが必要という計算になる!

そのため、当サイトでは一般的な飛距離の方(250ぐらいまで)で800ヤード、良く飛ぶ方(300ヤードクラス)で1,000ヤードを最低限必要なスペックとして推奨しています。

SILLAID VM1は1,093ヤードありますので、一般的な飛距離の方は勿論のこと、飛ばし屋の方でも安心感のある性能です。

なお、SILLAID VM1は最短測定距離が3.2ヤードで、標準的なものよりも短い距離も測定が可能です。長い距離だけでなく、グリーン周りや長めのパットでも活用できそうです。

測定スピード

測定スピードは、0.04秒で爆速で、筆者の知る限り業界最速です(投稿時点)。

実は、測定の速さだけで言えば、体感的には0.1~0.3秒ぐらいあればストレスを感じられる方はまずいないと思います。

ただ、それでもメーカーが速さに拘る理由として、測定スピードが速いと手ブレを抑える効果があることが挙げられます。

純粋な手ブレ防止機能となると、カメラメーカーであるニコンなど極々一部のモデルにしか搭載されていませんが、そもそも手ブレが起きる隙を抑え込んでいくという発想で、測定スピードを爆速にしたものが増えていて人気があります。

SILLAID VM1は0.1秒を上回る業界最速クラスのスペックが実現されていますので、手ブレで悩まされている方にもオススメです。

カメラのシャッタースピードを考えると、スピードがブレを抑える理由がイメージしやすい!

楽天・Amazonでの口コミ
  • 今まで利用していた距離測定器に比べるとピンのロックが非常にスムーズで感激しました。
  • 前のモデルより大幅にコンパクトになっており、測定速度も体感できる程上がっていて非常に満足です。
  • ボタンは2つしかないので簡単に扱えて、計測スピードが速くてレスポンスが良いので、手ブレ補正がなくても違和感がない。距離の誤差は殆どなく精度も高い。

表示機能:5.0点

ディスプレイ表示 黒(1色)
輝度調整
望遠倍率 6.5倍
透過率 85%

ディスプレイ

ディスプレイの表示は、黒1色のLCDです。

上位モデルのVM2は、赤・緑の2カラーのOLEDを採用していて、抜群の見やすさを誇っているところが最大の違いです。

最近ではカラー表示を採用したものが増えてはいますが、黒1色はまだまだゴルフ用のレーザー距離計としては標準的な仕様です。

測定結果の文字や記号が黒1色のため、背景が林などで黒掛かっていたり、そもそも薄暗い日ですと、文字が背景などと同化して読み取りづらくなることがあります。

もし、現在お使いのレーザー距離計が黒1色表示で、見にくいという感じられているようであれば、カラー表示にすることで大幅に改善される可能性があります。

レンズ

透過率は85%でスペックとしてはとても優秀です。ちなみに、透過率は光の透過量を表すもので、この値が大きいほど明るく見えます。

倍率は6.5倍です。殆ど全てと言っていいぐらいゴルフ用のレーザー距離計は6倍が採用されていますので、6.5倍は映像が大きく見え、細かなターゲットを捉えやすいです。

上位モデルのVM2も6.0倍のため、唯一このスペックのみ下位モデルのVM1の方が優れています。

▼上位モデルのSILLAID VM2

SILLAID VM2を評価・解説|口コミ・使い方|最安値・取扱説明書
EENOURのレーザー距離計、SILLAID VM2について、5つの項目で製品を評価しました。 詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。 ▼SI...
Amazonでの口コミ
  • 画面の文字類は白黒(?)表示で単調ですが、ゴチャゴチャしていなくてラウンド中はかえって見易いかもとも感じられました。
  • 低価格な距離計と比べて視界のクリアさに驚きました。測定も一瞬で本当に測れてるの?と言うレベルですね。
  • LCDですが視認性が良くお値段が手頃なので良いと思います。

便利機能:4.0点

ピンサーチ
高低差機能
高低差ON・OFF
高低差ON・OFFの外部通知
3点間距離
振動通知
手ブレ補正
自動電源OFF
その他 スピード測定

機能面に関しては、上位モデルのVM2と全く同じです。

ピンサーチ、高低差機能、振動通知などゴルフ用として必須とも言うべき機能は一通り備わっています。

さらに、人気の3点間距離の計測機能も搭載されていて、ニーズは一部に限られるかもしれませんがスピード測定機能も搭載されています。

3点間距離の計測機能

出典:楽天

3点間距離は、ゴルフでは特に便利に活用できることから、採用モデルが2024年頃から徐々に増えて来ています。

この機能が便利なのは、自分から離れた位置にある2点の距離を測定することができるからです。

実際のゴルフのシーンでは、カートにいながらにしてボールとピンの距離を測れてしまいますので、わざわざボール地点に行かずとも最適なクラブを選んで持って行くことができます。

その他にも、ブラインドショット、同伴者の距離測定など、幅広く活用できます。

3点間距離の活用方法を幅広く知りたい方は、下記ページで具体例を挙げて解説していますので参考にしてみてください。
≫ 「3点間距離の計測機能」の使い方を、具体的なケースで解説

高低差機能のOn/Off

高低差機能(スロープモード)については、On/Offの切替だけでなく、On/Off状態を外部に表示するためのLEDも搭載されています。

スロープOn/OffのLEDやカラー表示は、本体の片面だけに搭載されているものが大半を占めますが、SILLAID VM1はLEDランプが本体の左右の両面に搭載されています。

そのため、右利き・左利きを問わず、LEDランプが外部から見えるデザインになっています。

細かな点ではありますが、公式競技に出場される方など、高低差機能の使用有無をはっきり第三者に伝えたい方にとっては、安心感のある有難い仕様です。

Amazonでの口コミ
  • 3点距離計測の機能もスムーズに使えます。そして何よりも、バイブレーションで測定終了を教えてくれるので安心感があります。
  • 3点測定でマーカーからフラッグまで測定出来る。クリアーな視界と見やすい目盛りが使いやすい。

外観:4.0点

SILLAID VM1は、上位モデルのVM2と同じく、本体素材にレザーが用いられています。

ゴルフ用のレーザー距離計と言うと、プラスチックボディーが当たり前の世界ですが、レザー使用により高級感が漂っています。

ボタンもメタル素材で高級感があり、ステッチもダブルで細かなところのデザインも行き届いています。

カラーバリエーションもブラックとブラウンの2種類あります。

サイズ 93.5×56.9×34.5mm
重量 128g

前年に発売されているSILLAID VOYAGEシリーズと比べると、サイズ・重量ともに大幅にスリム化されています。

サイズは27%ダウン、重量は25%ダウンしていて、大幅な小型化・軽量化が実現されています。

出典:amazon

大凡のサイズ感は、上図の手に持った映像から伝わると思います。

これでもかなり小さいですが、他メーカーではクレジットカード並みの更に小型なモデルもありますので、もしポケットに入れてプレーしたい方は、そちらも合わせて検討されると良いでしょう。

超小型・超軽量タイプに興味がある方は、下記ページでメリット・デメリットも解説しつつ、おすすめモデルを紹介していますので参考にしてみてください。
≫ 超小型・超軽量のゴルフ レーザー距離計まとめ!メリット・デメリットも解説

なお、小型タイプは構えにくいものが少なくないですが、SILLAID VM1はレザー素材によりグリップしやすく、本体底面に親指を宛がう凹形状もあり、安定して構えやすくなっています。

楽天での口コミ
  • 前作のVOYAGEより小さくなって握りやすく持ち運びに邪魔にならないし、軽い!革のデザインと質感に高級感があってコスパ最強だと思う。
  • ポケットに入れても邪魔にならなく コンパクトで良い。

コスパ:5.0点

このモデルの特徴は、3点間距離の計測機能、優れた測定性能、レザーを用いた高級感のあるデザインの4点です。

特に測定性能と測定機能は、上位モデルのVM2と変わらないため3点間距離も備わっていて、それでいて価格は1万円ぐらい安いです。

上位モデルのVM2もコスパは優れていますが、VM1の方が更に優れていてお買い得です。

楽天での口コミ
  • 測定精度もほぼ問題なし。これまでいくつか1万円代前半の距離計を試しましたが、最もコンパクトで最も機能が多かったです。

SILLAID VM1 の総合評価

総合評価

総合評価 ★★★★☆ 4.4
測定機能 ★★★★★ 5.0
表示機能 ★★★★☆ 4.0
便利機能 ★★★★☆ 4.0
外観 ★★★★☆ 4.0
コスパ ★★★★★ 5.0

どんな方にオススメか?

SILLAID VM1はどんな方に適するかを、以下に列挙しました。ご自分に該当する内容があるかチェックしてみてください。

  • 2万円以下で購入したい方
  • 3点間距離を使ってみたい方
  • 黒1色表示で問題無い方
  • レザーを用いた高級デザインに惹かれる方
  • 小型・軽量が良い方

最安値の調査結果

※カッコ内は割引・ポイントを考慮した実質価格

取扱説明書

取扱説明書は公開されているものが見つかりませんでした。

▼上位モデルのSILLAID VM2については下記記事に詳しく評価をまとめてあります。

SILLAID VM2を評価・解説|口コミ・使い方|最安値・取扱説明書
EENOURのレーザー距離計、SILLAID VM2について、5つの項目で製品を評価しました。 詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。 ▼SI...

 

タイトルとURLをコピーしました