【2024年モデル】Danact ダナクト DN3000について、5つの項目で製品を評価しました。
詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。
【2024年モデル】Danact ダナクト DN3000 の評価内訳
Danact レーザー距離計について、測定機能、表示機能、便利機能、外観、コスパの5つの項目別に評価しました(5点満点で普通は3点)。
測定機能:3.0点
最大測定距離 | 660ヤード |
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最短測定距離 | 3.2ヤード |
測定精度 | ±1ヤード |
測定スピード | 0.06秒 |
最大測定距離は660ヤードで、ゴルフ用のレーザー距離計の中ではかなり短めです。
「200ヤードしか飛ばないから、短くても十分。」
と思われる方もおられるようですが、ゴルフで多用するピンサーチ測定では最大測定距離の1/3ぐらいに落ちると言われています。さらに、通常の測定でもスペックに余裕がある方が楽に測定することができます。
ピンサーチ測定での必要スペックを考えると、250ヤード飛ばす方であれば余裕を見て800ヤードは欲しいところです。
測定スピードについては、0.06秒となっていて、いわゆる爆速レベルです。
他メーカーでの最速も0.06秒だったと記憶していますので、その意味では業界最速レベルであることは間違いないでしょう。
恐らくタイムラグを感じることができないぐらいの速さですから、当然ながら測定スピードに不満を感じることもないでしょう。
ちなみに、測定が速いと手ブレが生じるの(余地)を抑えてくれますので、速さに対する満足度だけでなく、測定のしやすさにも好影響します。
- 計測が速いので、手ぶれ補正が無くても問題ありませんでした。
- 距離計測は問題なく(既存品の過去測定結果と同等)計測スピードに関しては広告通りの速さです。
表示機能:5.0点
ディスプレイ表示 | 赤・黒(色の切替が可能) |
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輝度調整 | 自動 |
望遠倍率 | 6.0倍 |
透過率 | 85% |
出典:danact.com
ディスプレイの表示色は赤色カラー表示が採用されています。
輝度調整も自動で行われますので、目にも優しい設計になっています。
出典:danact.com
しかも、前作の2022年モデル(DN1000)に引き続いてDanactが優れているのは、赤と黒の表示切替が可能な点です。
天候や背景によっては赤よりも黒の方が見やすい場合もありますので、日照条件や測定対象の背景(暗い・明るい)等に応じて表示色を切り替えることで、最適な見やすさを確保することができます。
透過率については、85%と高い値となっています。透過率のスペックは公開していないメーカーが多いのですが、85%はかなりハイスペックだと言われています。
透過率が高いことで、ファインダー内に捉えられた映像が明るく見えますので、より快適に使うことができます。
カラー表示のおすすめレーザー距離計
≫ 赤・緑の2カラー表示:ニコン COOLSHOT PROII STABILIZED
≫ 赤・緑の2カラー表示:EENOUR Ultra-mini U1000PRO
≫ 赤・黒の表示切替ができる!Danact ダナクト レーザー距離計
- 数字の表示が大きく見やすく、赤色表示に切り替えられるのは良いですね。
- 赤と黒色の表示、晴天時は黒色が見やすく感じました。
- 赤色表示がとても見やすくて良かったですラウンド中雨が降りましたが視界はクッキリでストレスなく使えて満足してます
便利機能:4.0点
ピンサーチ | 〇 |
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高低差機能 | 〇 |
高低差ON・OFF | 〇 |
高低差ON・OFFの外部通知 | 〇 |
振動通知 | 〇 |
手ブレ補正 | - |
自動電源OFF | 〇(20秒) |
その他 | - |
ピンサーチ、高低差(スロープ)機能、振動通知といったゴルフ用のレーザー距離計としては今や標準的とも言える便利機能は、一通り搭載されています。
便利機能に関して、ラウンド中に不足・不便に感じることは恐らくないでしょう。
操作面についても、表示色の切替、高低差機能のON・OFFは、本体側面に専用ボタンが用意されています。
メーカーによっては、ボタンの短押し、中押し、長押しの3種類を使い分けるものもあり、使い方が難しいものもあります、Danactは専用ボタンという直感的な分かりやすさがあります。
- 操作が簡単で、液晶がキレイで見やすいです。
- 操作も簡単、再現性もあり、良い買い物でした。
外観:3.0点
▼パールホワイトとマットブラック
2022年モデルに引き続いて、ホワイトとブラックの2つのカラーバリエーションが用意されています。
デザイン的には前作よりもすっきりしていますが、可もなく不可もなくといったところではないでしょうか。
サイズ | 110×68×42mm |
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重量 | 177g |
サイズに関しては、若干、2022年モデルよりもダウンサイジングしていますが、重量は少しだけ増えています。
最近ではクレジットカードサイズの超コンパクトモデルが増えていますので、それと比べてしまうと一回り大きく、重さもあります。
出典:danact.com
ただ、超小型・超軽量は持ち運びや収納で強さを発揮しますが、測定時にはブレやすいという本質的な弱点も抱えています。
そのためか、最近は敢えて少し大きめ・重めのバージョンを出すメーカーも出て来ます。
その意味では、Danactは測定のしやすさと持ち運びのしやすさが、程よく満たされたモデルと言えます。
ちなみに口コミでは、小さい・軽いという評価が目立ちますので、他社のクレカサイズ並みのものと比べなければ、十分に小型・軽量と言って良さそうです。
- レーザー計測器は2台めですが、軽くて、小さくて、計測が早いのがいいですね。
- 軽量で持ちやすく、見やすく また感度も良く満足してます。
- 想像より少し大きかったのですが、持った感じ、とても手に馴染みます。
コスパ:5.0点
機能面では、カラー表示を搭載しているだけでなく、黒色への切替機能も搭載しています。晴天の日には黒色の方が見やすいという声もあるようですので、赤・黒を選ぶことが出来る点は高評価ポイントです。
性能面に関しては、最大測定距離の短さが前作に引き続きネックです。最近では1000ヤードに達するものが低価格モデルでも増えていますので、何とか800ヤードクラスには次期モデルで達して欲しいところです。ということで、飛距離が200ヤード未満ぐらいの方向けとなります。
とはいえ価格は2万円を切っている低価格が実現されていて、さらにメーカーが楽天・Amazonに出品している価格は数千円値下げされています。
15,000円に近い価格で購入することができますので、コスパとしては極めて優秀です。
【2024年モデル】Danact ダナクト DN3000 の総合評価
総合評価
総合評価 | ★★★★☆ 4.0 |
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測定機能 | ★★☆☆☆ 3.0 |
表示機能 | ★★★★★ 5.0 |
便利機能 | ★★★★☆ 4.0 |
外観 | ★★★☆☆ 3.0 |
コスパ | ★★★★★ 5.0 |
どんな方にオススメか?
【2024年モデル】Danact ダナクト DN3000はどんな方に適するかを、以下に列挙しました。ご自分に該当する内容があるかチェックしてみてください。
- カラー表示による見やすさを求める方
- 赤色表示に加えて、赤色・黒色の切替に魅力を感じる方
- 予算を2万円以下に抑えたい方
最安値の調査結果
どちらもDanactによる出品で、楽天ではクーポン適用後で16,900円、Amazonでは調査時点でタイムセールが行われていて14,900円となっていました。
基本的に割引がなされていますので、メーカー価格の19,900円より安く購入することができます。
取扱説明書
取扱説明書は、製品には付属していますが、ネット上に公開されているものは確認できませんでした。
Youtubeの公式チャンネルでも解説動画はありませんでした。