ゴルフレーザー距離計の中で、サブディスプレイを搭載したモデルが徐々に増えています。この機能があると、計測結果が見やすくなり、スムーズにプレーできるため注目されています。
本記事では、サブディスプレイを搭載したレーザー距離計のおすすめモデルをランキング形式でまとめました。
また、サブディスプレイの種類やメリット、選び方のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
レーザー距離計のサブディスプレイとは?

出典:shotnavi.jp
ゴルフ用のレーザー距離計の「サブディスプレイ」とは、メインのファインダー内にあるディスプレイとは別に、本体外側に設けられた補助的な画面のことです。
計測結果やモードの状態、バッテリー残量などを表示する役割があり、ファインダーから目を離しても確認できるのが特徴です。

サブディスプレイなら、逆光や曇天でも見やすい!
ディスプレイの位置はモデルによって異なりますが、基本的には側面または背面に配置されています。
ディスプレイの仕様にも差があり、モノクロのシンプルなものもあれば、カラー液晶でアイコンやモード表示ができるタイプまであります。
サブディスプレイのメリット:何が便利か?
サブディスプレイが搭載されていることで、ゴルフレーザー距離計の使い勝手は大きく向上します。
ここでは、実際のプレー中に感じられる主なメリットを3つ紹介します。
①とにかく見やすい

ファインダーを覗かなくても計測結果を確認できるため、逆光・曇天などに影響されず見やすさが保たれます。
特に、早朝や夕方など光の条件が変わりやすい時間帯、ファインダー越しでは暗い背景と重なって見づらいシーンなどに重宝します。
②モード切替などの操作がしやすい

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サブディスプレイには、測定結果だけでなく選択モードやバッテリー残量などの情報が表示されるものがあります。
本体の状態をひと目で把握できるため、モード切替や設定変更がスムーズに行えます。この種の機器の操作が苦手な方にも扱いやすく、ストレスなく使える点も魅力です。
③プレーがスムーズになる
測定後にファインダーから目を離してしまっても、サブディスプレイに測定結果が残っていますので、実際のラウンドではこれがかなり便利です。
さらに、ショットナビのELUAやELUA+では、前回の測定結果を呼び出せる機能があり、 「さっき測った距離は何ヤードだったっけ?」といった一瞬のど忘れにも対応できます。

わざわざ測り直す手間が省ける!
選び方ガイド|失敗しないためのチェックポイント
サブディスプレイ付きのレーザー距離計は種類が豊富で、見た目や価格だけでは違いが分かりにくいこともあります。
ここでは、購入前に確認しておきたい4つのポイントを解説します。
①搭載位置(側面・背面)

サブディスプレイの搭載位置は、側面と背面に分かれ、主に見やすさに違いがあります。
- 側面タイプ:画面が大きい傾向。文字が大きく見やすい。
- 背面タイプ:画面が小さい傾向。ファインダーの下にあり、すばやく目線を移せる。
なお、側面タイプに関しては、利き手の違いにより手で隠してしまう可能性が考えられますので、ご自分の持ち方も十分踏まえた上で選ぶことが大切です。
②表示形式(モノクロ・カラー)
モノクロ表示はコントラストがはっきりしていて、屋外でも見やすくシンプルなのが特徴です。電力消費も比較的少なく、長時間の使用にも向いています。
カラー表示は多彩な情報を直感的に伝えやすく、アイコンやグラフィックで情報伝達・操作性が向上します。ただし、光の反射や明るさで見えにくくなることもあります。
どちらにも一長一短があるため、使用環境や好みで選びましょう。
③表示内容の種類
サブディスプレイには、距離情報だけでなく、傾斜モードのON/OFF、バッテリー残量、測定履歴などが表示されるモデルもあります。
▼ショットナビ ELUAのディスプレイ表示項目

出典:shotnavi.jp
「何が表示されるか」は、使い勝手に直結するため、購入前に確認しておきましょう。
④表示の持続時間・履歴機能
計測後に数値がどれくらい残るか、前回の測定結果を呼び出せるかなども、実用性に関わるポイントです。
特に「さっき測った距離を忘れてしまった」という場面では、履歴機能があると測定し直しが省けますので、時短にもなって便利です。
サブディスプレイ搭載 ゴルフレーザー距離計|おすすめランキング
サブディスプレイ搭載モデルの中から、用途・価格・性能のバランスを踏まえて厳選したおすすめモデルをランキング形式で紹介します。
比較表:おすすめモデル一覧
| モデル | 画面仕様 | 画面位置 | 画面サイズ | 情報量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| Shot Navi ELUA+/ELUA | モノクロ | 背面 | 小 | 中 | 前回測定値の再表示 |
| WAKAE GOLF N1 MINI | モノクロ | 背面 | 小 | 中 | |
| R2G MATE HYBRID | カラー(タッチ式) | 側面 | 大 | 多 | コース表示(GPS), 高額 |
| CaddyTalk CUBE | モノクロ | 側面 | 小 | 少 | |
| Tru-Roll ボイスアイ | カラー | 側面 | 大 | 中 |
第1位 Shot Navi ELUA+/ELUA
高級感のあるレザーデザインで人気のELUAシリーズの2モデル。背面に小型のモノクロタイプのサブディスプレイを搭載していて、この配置により視線移動が最小限に抑えられます。
表示内容は距離情報だけでなく、傾斜データや電池残量も含まれていますので、機器全般の扱いやすさにもつながっています。
特に優れているのがリマインダー機能で、前回の測定結果を呼び出せるため、「さっき測った距離はいくつだった?」といったど忘れや再確認に役立ちます。
▼主なディスプレイ仕様は以下の通りです。
| 画面仕様 | モノクロ |
|---|---|
| 画面位置 | 背面 |
| 画面サイズ | 小 |
| 情報量 | 〇 |
| 前回測定値の再表示 | 〇 |
| コースレイアウト | - |
▼詳細な商品評価はこちらをご覧ください。

第2位 WAKAE GOLF N1 MINI
コンパクトで軽量な設計が特長のN1 MINI。背面に搭載された小型モノクロサブディスプレイは、ELUAシリーズと同様に視線移動が最小限に抑えられます。
特に注目すべきは、3点間距離の測定結果までサブディスプレイに表示される点。複雑な情報をひと目で把握できるため、ピンやボール、カート間の距離関係をスムーズに確認できます。
さらに、価格は2万円以下とコストパフォーマンスも優れていて、機能性と手頃さを両立。予算重視の方に最適な1台です。
▼主なディスプレイ仕様は以下の通りです。
| 画面仕様 | モノクロ |
|---|---|
| 画面位置 | 背面 |
| 画面サイズ | 小 |
| 情報量 | 〇 |
| 前回測定値の再表示 | - |
| コースレイアウト | - |
▼詳細な商品評価はこちらをご覧ください。

第3位 R2G MATE HYBRID
レーザー距離計とGPSナビを融合させたハイブリッドタイプ。レーザーによる高精度な距離測定に加え、GPSを使ったコースレイアウトの表示が可能で、視覚的な情報が充実しています。
ターゲットまでの距離だけでなく、GPS機能によってターゲットからグリーンまでの距離も自動で表示。また、タッチ操作でターゲット位置を自由に移動できるレイアップ機能も搭載していて、戦略的なナビゲーションをサポートしてくれます。
価格は約7万円と高級モデルに分類されますが、レーザーとGPSの“いいとこ取り”を実現していて、機能性を重視するゴルファーにとって十分に価値ある選択肢です。
▼主なディスプレイ仕様は以下の通りです。
| 画面仕様 | カラー(タッチ式) |
|---|---|
| 画面位置 | 側面 |
| 画面サイズ | 大 |
| 情報量 | ◎ |
| 前回測定値の再表示 | - |
| コースレイアウト | 〇 |
▼詳細な商品評価はこちらをご覧ください。

第4位 CaddyTalk CUBE
カセットプレーヤーをモチーフにした“ニュートロデザイン”が目を引く個性派モデル。レトロ感と現代的(ニュー)なテイストを融合させた外観は、他の距離計とは一線を画す存在感があります。
サブディスプレイは本体側面に搭載されていて、サイズは小さめ。表示される情報は距離や高低差モードのON/OFFなど、必要最低限に絞られていて、視認性よりもデザイン性を優先した設計です。
機能面では「キャディモード」など独自の3次元距離計測機能も備えていますが、サブディスプレイ単体での情報量は控えめ。デザイン性を重視するユーザーや、所有感を楽しみたいゴルファーにおすすめの1台です。
▼主なディスプレイ仕様は以下の通りです。
| 画面仕様 | モノクロ |
|---|---|
| 画面位置 | 側面 |
| 画面サイズ | 小 |
| 情報量 | △ |
| 前回測定値の再表示 | - |
| コースレイアウト | - |
▼詳細な商品評価はこちらをご覧ください。

第5位 Tru-Roll ボイスアイ
視認性と操作性に優れた“話す距離計”として注目のモデル。側面に搭載された大型OLEDディスプレイは、従来モデルの約4倍の表示サイズで、距離情報がくっきりと読み取れます。
さらに、測定結果は音声でも案内されるため、画面を見逃しても耳で確認できる安心設計。「今、何ヤードだったっけ?」という場面でも、音声(ボイス)と表示(アイ)の両方で記憶に残りやすく、プレーの流れを妨げません。
視認性と聴覚サポートを両立した、ユニークなアプローチが光る1台です。
▼主なディスプレイ仕様は以下の通りです。
| 画面仕様 | カラー |
|---|---|
| 画面位置 | 側面 |
| 画面サイズ | 大 |
| 情報量 | 〇 |
| 前回測定値の再表示 | - |
| コースレイアウト | - |
▼詳細な商品評価はこちらをご覧ください。

サブディスプレイに関するよくある質問(FAQ)
Q1. サブディスプレイって何のためにあるの?
測定結果をファインダー以外でも確認できるようにするための補助表示です。
ファインダーから目を離しても、本体の側面や背面のディスプレイに距離が残っているので、プレー中の確認がスムーズになります。
Q2. 測定結果はどのくらいの時間表示されますか?
一般的には数秒〜十数秒ほど表示されます。
時間内であれば、再度ファインダーを覗き直す必要はありません。
Q3. 前回の測定結果を呼び出すことはできますか?
ショットナビのELUAやELUA+など一部モデルでは、前回の測定結果を呼び出すリマインダー機能があります。
「さっき測った距離は何ヤードだったっけ?」という場面でも安心です。
Q4. 暗い場所でも見やすいですか?
基本的にLED(液晶ディスプレイ)が採用されていて、バックライトで文字や数字が浮かび上がる仕組みです。
夕方や曇天時などの薄暗い環境でも視認性が高く、安心して利用できます。
Q5. サブディスプレイに表示される内容は?
主に測定した距離(ヤードまたはメートル)が表示されます。
モデルによっては、前回の測定結果やモード情報なども表示されることがあります
Q6. サブディスプレイがあると何が便利なの?
測定後に再度、距離を確認したい場合、ファインダーを覗かずとも確認することができます。測定し直す手間が省けることから、テンポを崩さずスムーズなプレーにもつながります。
また、モデルによって選択モード、設定内容が表示されるため、操作しやすくなります。
まとめ
サブディスプレイ搭載のレーザー距離計は、ファインダーから目を離しても測定結果を確認できるところが大きな魅力です。
距離の再確認もスムーズに行えるため、プレーのテンポを損なわず快適に使えます。
また、ディスプレイには背面タイプと側面タイプがあり、それぞれ使い勝手や視認性に違いがあります。購入時はこの点もよく検討してください。
ランキングで紹介したモデルを参考に、使いやすさやご自身のプレースタイルに合った一台を選んでみてください。





