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GARMIN Approach Z30を評価・解説|口コミ・使い方|最安値・取扱説明書

GARMIN

GARMINのレーザー距離計、Approach Z30について、5つの項目で製品を評価しました。

詳しい評価に加えて、総評、適するゴルファー、最安値についても解説していますので、ご自分の予算とニーズに合うかが分かる内容となっています。

GARMIN Approach Z30 の評価内訳

GARMINのレーザー距離計、Approach Z30について、測定機能、表示機能、便利機能、外観、コスパの5つの項目別に評価しました(5点満点で普通は3点)。

測定機能:5.0点

最長測定距離 1,300ヤード
最短測定距離 7ヤード
測定精度 ±1ヤード(120ヤード以内)
測定スピード 1秒以内

<測定距離>

最長測定距離は1,300ヤードです。

市場では800~1,000ヤードが多いため、1,300ヤードというのは極めて優れています。

また、ゴルフではピンサーチという独特な測定方法があり、一般的にこのモードでの測定性能は1/3ぐらいに落ちると言われていて、殆どのメーカーがスペックを公表していませんが、Approach Z30は400ヤードと公表しています。

一般的には200~300ヤードぐらいと言われていますので、ピンサーチでもApproach Z30は優れています。

最長測定距離の必要スペックは、一般的なゴルファーの方で800ヤード、ハードヒッターの方で1,000ヤードのスペックは欲しい!

また、この後の便利機能のところでも取り上げますが、Approach Z30の真骨頂は、GARMINスマートウォッチを始めとするデバイス連動です。

相互にデータのやり取りが行われますので、レーザー距離計には前後のグリーンエッジが表示されたり(上図左)、ゴルフウォッチには測定距離が同心円で表示されたり(上図右)、これまでの距離計では不可能だった情報が提供されます。

<測定スピード>

測定スピードについては、「1秒以内」というアバウトな表現に留められています。

口コミでは、測定が速いという声があり、逆に、遅いといった意見は見当たりませんので、ストレスに感じられることは無いのではないかと思います。

楽天での口コミ

ピンの捕捉も早くてストレスがありません。

表示機能:4.0点

ディスプレイ表示 赤(1色:OLED)
輝度調性
望遠倍率 6倍
透過率

出典:garmin.co.jp

ディスプレイの表示色は赤色が採用されています。

カラー採用(赤色)の中には、LCDとOLEDがありますが、Approach Z30ははっきりとみやすいOLEDを採用しています。

黒1色はレーザー距離計として標準的な仕様ではありますが、ゴルフ用はカラー表示を採用した見やすいものが増えています。

現在、お使いのものが黒1色でみづらいという方は、NIKONの上位モデルはカラー表示を採用していますので、そちらを検討されることをオススメします。

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ディスプレイの見やすさについては、NIKONは定評があります。

レンズは多層膜コーティングされていて反射が抑えられていますので、スペックは公表されていないものの透過率が優れています。

ファインダー内の景色が明るく見えますので、ターゲットマークや測定結果もくっきりと表示されます。

便利機能:5.0点

ピンサーチ
高低差機能
高低差ON・OFF
高低差ON・OFFの外部通知
振動通知
手ブレ補正
自動電源OFF 〇(10秒)
その他 GARMINデバイスと連動、マグネット、完全防水(IPX7)

測定機能に関しては、ピンサーチ・高低差機能・振動通知が搭載されていて、ゴルフの距離計としての便利機能は一通り搭載されています。

出典:amazon

さらに、カートフレームなどに装着できるマグネット機能、IPX7の完全防水性能も備わっていますので、アウトドア用のIT機器としての使いやすさも優れています。

▼防水等級については、下記記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。

ゴルフレーザー距離計に必要な防水レベルを完全解説!「生活防水」「完全防水」とは?必要な防水等級(IPコード)は?
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それらを超えて便利機能として最も優れているのが、GARMINデバイスとの連動機能です。

GARMINはもともとGPSゴルフナビ(ゴルフウォッチ)がとても人気があり、スマートフォン用にゴルフ専用アプリも提供していて、Approach Z30とペアリングすることで、これまでにない情報を提供してくれます。

ここでは3つの主な機能を紹介しましょう。

<連動機能①:フラッグファインダー>

ピンを測定すると、ゴルフウォッチにて保有しているコース情報と連動させて、レーザー距離計の画面にグリーンエッジの情報を表示してくれます。

上図の例では、ピンからバッグエッジまでの距離が17ヤード、フロントエッジまでの距離が6ヤードということが伝えられています。

また、この時にゴルフウォッチの方に記録されているピン位置も自動で修正されます。

<連動機能②:レーザーレンジアーク>

測定結果はゴルフウォッチにも共有されますので、コースマップ上に同心円で表示されます。

なお、ピン測定の場合はイエローのラインで、そうでない場合はレッドのラインで表示されます。

<連動機能③:Find My Gear>

これはGPSゴルフナビではなく、GARMINゴルフアプリ(スマホ)と連動させている場合に使用できる機能です。

Approach Z30は、スマホを含むペアリング済みの端末2台と同時に接続が可能です!

GARMINゴルフアプリから、ペアリングしているApproach Z30の位置を確認することができますので、置忘れなどの紛失時にとても役立ちます。

※表示される位置情報は、最後にアプリ(スマートフォン)とBluetoothで通信していた時のものです。

外観:3.0点

本体はブラックを基調としたカラーリングで、GARMINらしさがあり、スポーツ系IT機器の雄としてのブランド感があります。

サイズ 112×80×39mm
重量 210g

サイズは大きめ、重さもしっかりめで、Bushunellを好むような測定時の安定感を求めるゴルファー向けです。

その意味では、決して小型・軽量タイプではありませんので、ポケットに入れたままプレイしたい方、持ち運びの楽さを求める方には不向きです。

形状的には、前後で本体の太さが異なっているため、手の感覚だけで前後が分かり、安定して構えやすくなっていて、いわば実用性を重視する本格派のゴルファー向けです。

コスパ:4.0点

Approach Z30は、GARMINのゴルフウォッチと連動させることで、レーザー距離計にグリーンエッジまでの距離が表示されたり、ゴルフウォッチ側に測定した距離の同心円が描かれたり、他には無いリッチな情報が提供されます。

逆に言えば、GARMINのゴルフウォッチをお持ちでないならば、購入する意味はないと言って良いでしょう。

GARMINウォッチとの併用を前提にすると、他には無いものが備わっていますので、コスパには満足される方が殆どだと思います。

GARMIN Approach Z30 の総合評価

総合評価

総合評価 ★★★★★ 4.2
測定機能 ★★★★★ 5.0
表示機能 ★★★★☆ 4.0
便利機能 ★★★★★ 5.0
外観 ★★★☆☆ 3.0
コスパ ★★★★☆ 4.0

どんな方にオススメか?

Approach Z30はどんな方に適するかを、以下に列挙しました。ご自分に該当する内容があるかチェックしてみてください。

  • GARMINのゴルフウォッチかアプリを使っている方
  • レーザー距離計とGPSゴルフナビを併用して使いたい方
  • 出来る限り詳しいコース情報を得たい方
  • 予算が5万円を超えても問題無い方

最安値の調査結果

取扱説明書

取扱説明書は下記リンクにて公開されています(外部サイト)。

≫ Approach Z30 取扱説明書

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